あみぃの人生いろいろ!

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こうやって上達しました!韓国語学習の足跡

私が今までどうやって韓国語を勉強してきたか書きます。現在の私はハン検3級に挑戦するレベルです。

1.NHKラジオハングル講座

初級文法をこれで覚えました。語学講座録音に特化したレコーダーを使い、何度も聞きました。毎回必ず短い文章が載っているので、それを何度も音読して暗誦しました。当時は無意識にやっていたことですが、かなり効果的な勉強法でした。

おかげで、大学時代に2週間ほど韓国に行った時、現地の方々となんとかコミュニケーションを取ることができました。

当時の講師はイ・ユニ先生という方でした。「なんて分かりやすい教え方だ!」と感動しました。それまで何度かネイティブの先生に習ったことがありましたが、ネイティブだから良いってわけではないです。もうこのことは英語においても常識になりつつあるかと思います。きちんと教育法を身に付けた先生でないと、「なぜそうなるか」が分からないし、体系的に整理して教えることができません。その点、イ・ユニ先生は素晴らしかったです。

2.「前田式韓国語中級文法トレーニング」

前田式韓国語中級文法トレーニング

前田式韓国語中級文法トレーニング

非常にお勧めです。
ハングル講座を終えたものの、次にどうやって勉強すれば良いのか分からないまま何年も時が過ぎました。高校時代、英語の学習で使っていた「速読英単語」が好きだったので、同じように長文が載っている「韓国語リーディング」という本に挑戦してみましたが、全く歯が立たず、どうしようもありませんでした。時々、大好きなk-popの歌詞を使って勉強してみたりもしましたが、1曲理解するのにすごく骨が折れていました。

そこで、かねてからの愛読ブログ「アラフォーから韓国マニアの果てなき野望」で熱烈にお勧めされていた、ミレ韓国語学院の前田先生の書籍を使ってみることにしました。これが大ヒット。初級文法を一通り終えているので難しすぎない。しかも、今まで持っていた知識が整理され、まるで霧が晴れていくような感覚でした。さらに、簡単な表現であれば言いたいことはだいたい言えるなあという感覚をつかむことができました。

問題だけ先に全て解いてしまい、後から音読を重ねていきました。車の中でもCDをかけっぱなしにしました。

↑10回音読するごとに○を1個書きます。24課全て、50回音読することができました。

↑今は、テキストに出てくる例文を抜き出して、「瞬間英作文」ならぬ「瞬間韓作文(?)」をしています。そのためのテキストもミレ韓国語学院で販売されていますが、自分で作っています。

3.「目指せ!中級突破 前田式韓国語パワーアップドリル」

目指せ! 中級突破「前田式」韓国語 パワーアップドリル

目指せ! 中級突破「前田式」韓国語 パワーアップドリル

これもお勧めです。「中級文法」を終えてすぐの段階だと結構キツいですが、お構いなしに取り組んでみました。

・車の中でCDをかけっぱなしにして
・ディクテーションだけ一気にやってしまい
・徐々に音読していく

という、かなり荒い方法でした。「中級文法」もそうでしたが、私は一個ずつ丁寧にやるよりも、浅く何周も繰り返す方が性に合っているからです。ここは、自分のタイプを見極める必要があると思います。

4.ハングル検定3級の勉強

2016年版 ハングル能力検定試験 過去問題集 3級

2016年版 ハングル能力検定試験 過去問題集 3級

CD付 はじめてのハングル能力検定試験3級

CD付 はじめてのハングル能力検定試験3級

前回の記事で紹介した本です。前田先生の著作に加え、試験勉強をしたことで一気に伸びを実感しました。

・問題を解くことで曖昧だった知識を強固にできる
・知らない単語が大量に出てくるが、繰り返し解けば自然に覚える


ここまで学習した上で、久しぶりにk-popの歌詞を見てみたら、出るわ出るわ3級単語。しかもすんなり意味を取ることができます。
さらに、以前全く歯が立たなかった「韓国語リーディング」をもう一度見てみると、これもまた「読める」「聞き取れる」部分が大幅に増えていました。

CD付 1日1文、短い文章を読みこなす韓国語リーディング

CD付 1日1文、短い文章を読みこなす韓国語リーディング

文法を整理し、音読で基礎体力を付け、試験勉強で語彙力を付けたおかげだと思います。

5.現在・・・多読

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気」の韓国語翻訳版に挑戦中!
日本語原著の助けを借りながら読んでいます。対話形式で話が進んでいくので、区切りを付けやすく読みやすいです。


学習環境が至れり尽くせりの英語に比べ、韓国語はやり方が分からず手さぐりになりがちです。そんな方々の助けになればと思い、この記事を書いてみました。・・・が、私もこの先どうしようか、絶賛お悩み中でございます。